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報告書

Effect of Upper Plenum Water Accumulation on Reflooding Phenomena Under Forced-Feed Flooding in SCTF Core-I Tests

数土 幸夫; 傍島 真; 岩村 公道; 刑部 真弘; 大貫 晃; 阿部 豊; 安達 公道

JAERI-M 83-114, 117 Pages, 1983/07

JAERI-M-83-114.pdf:2.77MB

本報告書は、PWR-LOCA時の再冠水過程で炉心から吹上げられて形成する上部プレナム蓄水の、再冠水現象に及ぼす影響を調べたものである。同一条件の強制注水の下に、炉心上部の上部炉心支持板直上にある抽水ラインのバルブを全開にして上部プレナム蓄水を抽出した実験S1-03と抽水しない実験S1-01用とを比較した。BOCREC後約200秒までは、S1-03でもS1-01と同程度の蓄水が見受けられ、炉心内挙動・ホットレグへのキャリーオーバ特性に顕著な差は見受けられなかった。しかしそれ以後では、S1-03の蓄水はS1-01より小さく、炉心中央以下での熱的挙動には差が無いものの、(1)炉心より上方及び炉心内の流体挙動の2次元性が平坦化される、(2)炉心上部でクエンチ時間が長くなる、(3)ホットレグへのキャリーオーバ水量及び炉心内蓄水が減少する、ことがわかった。

論文

Experimental study of upper core quench in PWR reflood phase

阿部 豊; 数土 幸夫; 刑部 真弘

Journal of Nuclear Science and Technology, 20(7), p.571 - 583, 1983/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:60.89(Nuclear Science & Technology)

本研究は、PWR-LOCA時の再冠水過程における炉心上部でのクエンチ現象、すなわち、トップクエンチとボトムクエンチの特性を実験的に調べたものである。炉心上部のクエンチ現象の特性は、TRACのような最適安全評価解析コードによってさえ良く予測されていない。本研究により以下のことが明らかになった。(1)炉心上部におけるクエンチ現象は、クエンチ速度とクエンチ温度の関係において、次の3つの型に分類される。(I)発熱棒におけるトップクエンチ、(II)非発熱棒におけるトップクエンチ、及び(III)発熱棒におけるボトムクエンチである。(2)発熱棒でのトップクエンチは、その発熱棒に隣接する非発熱棒を伝わり落ちる液膜の影響を受ける。(3)発熱棒でのトップクエンチ速度は、クエンチ温度の上昇とともに増加するが、それは従来の理論による予測とは反対の傾向である。(4)非発熱棒でのトップクエンチは、従来の理論と同じ傾向をもっている。

論文

Effects of radial core power profile on core thermo-hydraulic behavior during reflood phase in PWR-LOCAs

岩村 公道; 刑部 真弘; 数土 幸夫

Journal of Nuclear Science and Technology, 20(9), p.743 - 751, 1983/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:60.89(Nuclear Science & Technology)

本研究は、PWR-LOCA時、再冠水過程の熱流体挙動に、炉心の半径方向出力分布が与える影響を調べたものである。実炉においては、炉心周辺バンドルの出力が、中央バンドルに比べて著しく低い。このため、所謂、煙突効果によって、炉心中央の高出力バンドルの冷却が改善されることが期待される。従来の多くの再冠水実験は、小さな炉心で行われてきたため、実炉のような大きな炉心での半径方向出力分布の効果は、調べることができなかった。16$$times$$16配列のバンドル8体を一列に並べた炉心を持ち、半径方向出力分布を模擬できる平板炉心試験装置をつかって、強制注入再冠水試験を行った。この結果、次のことが明らかになった。(1)異なる半径方向出力分布でも、炉心内の実水位分布は平坦であった。(2)炉心全出力が同じ条件では、出力分布の強い試験ほど、最高出力バンドルの熱伝達率が促進された。(3)以上の原因に関しては、各バンドル間の横流れや、流れの再分配が主であると考えた。

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